2012年05月12日

メディアに対するセンサーシップ

今でもよく、中国政府にとってデリケートなニュースをNHKが放映すると
検閲されて画面が真っ暗になる
という現象が起きているようです。

最近で言えば、某重慶のお偉いさんのスキャンダルや人権活動家陳さんのニュースなどに関して。

これは昔の中国ではよくあったことで、

たとえばSARSが流行った2003年当時なんて、NHKのみならず欧米系のCNN,BBCとも中国のSARSのニュースを流すとすぐに画面が真っ暗になったものです。それこそもうバッチン、バッチンとイラつく位の頻度で。

朝から晩まで検閲担当の人がんばってるなー、と妙なところで感心してました。

それが、不思議なんですけど、CNNやBBCでは最近
画面が真っ暗になることがありません

昼間は仕事してるから知らないけど、少なくとも朝と晩、週末に見てる限りはないです。

もちろん↑のようなセンシティブなニュースは欧米系ニュースチャンネルでも放映してます。

CNNなんて特に突撃取材がお得意で、この前も

「重慶で殺害された英国人が死体で発見されたホテルに来ています!」とか、

「人権活動家陳さんの山東省の故郷の村に来ています。
さっきから後ろを付けてくる黒い車があります。公安でしょうか?
運転手は怖がって私たちを置いて走り去ってしまいました!」

なんて結構センセーショナルなニュースを流しています。NHKより過激でしょ?

昔のやり方を知る私としては見ていて「あ〜まずいよ、絶対放送切られるよ・・」ふらふら
と思ってハラハラ見ているのですが、切られない。

何故なんでしょう? 
英語メディアを見ている人口は日本語メディアを見ている人口より数倍多いと思うので、
効率性を考えれば、絶対英語メディアを検閲したほうが効果が高いと思うんですけど。。

たとえば、英米政府はメディアの表現の自由を守るよう、中国政府に申し入れをしているのでしょうか?
一方、日本政府はしていない、とか?

う〜ん、謎です人影

5月15日追記:

今朝、CNNのあるニュースがブロックされてました!

「ダライ・ラマがチベット独立運動で、焼身自殺した僧についてのコメントは控えた」

というアナウンサーにチベット仏教僧の映像が入ったところで真っ暗になりました。
やっぱりまだチェックしてるんだぁ、チベット問題はセンシティブなんですね〜





posted by Nico at 16:58| 北京 🌁| Comment(1) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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