2012年08月13日

ロンドン五輪で考えた、中国と日本のスポーツ事情

なでしこジャパンサッカーが決勝進出を決めた日。

中国人同僚に
「なでしこの選手は今は日本代表でも、ちょっと前までバイト
しないと生活していけなかったりしたんだよ」というと
中国では国家が選手を育てるからバイトするなんてあり得ない」とのこと。

そういえばそうだ。中国のほうが環境としては恵まれている気がする。

でも、中国が金メダルをたくさん取るからスポーツが盛んな国かというとそんなことはない。

私も以前は、「中国人なら誰でも卓球がうまい」と思っていたけど、実はそうでもなく、
少なくとも、学校の体育の授業の必須ではないらしい。

中国の学校で放課後の部活とか聞いたことがない。
中国の親は自分の子供は運動より勉強が出来た方が良いと思っている。

現に、インテリの40代以降の中国人と話していると
スポーツ選手に対する偏見が見え隠れするときがある。

だからスポーツをやらせるより、下校後は塾に通って補習が普通。

日本では、小さいときから色んなスポーツや運動をする機会があって、
そのなかから自分に合ったもの、好きなものを続けて、ゆくゆくは選手に、
というパターンだけど、

中国の場合は小さいときに体型とか才能アートを見いだされて選抜され、その練習だけをする。
現役のスポーツ選手は親もスポーツ選手というパターンも多いし機会が与えられるのはごく少数。
逆に選抜されなければ普通の、むしろ全くスポーツをしない人生を送るわけだ。

故に、中国人のスポーツへの理解はまだ一般的に低いと思う。
よく中国人の観客は観戦マナーが悪い、と言われるが、スポーツ観戦はおろそか
スポーツ自体ほとんどしたことが無い一般的中国人ならマナーを”知らない”
と言ったほうが正しいと思う。

前回の北京五輪はさすがに地元で開催したので国民の関心も高かったが、
今回のロンドンは一生懸命フォローしている中国人が周囲にいなかった。

スポーツジムに行っても運動の基本を知らないというか、

ウオームアップもせずいきなり激しい運動をする人、
ジーンズ履いたまま運動する人、
マシンを占領して座ってひたすら携帯メール打ってる人、
何をするにも女の子二人でつるんでる、
マシン使った後に汗拭かないで行っちゃう人あせあせ(飛び散る汗)

など日本のスポーツジムだったらレッドカードものふらふらの行動の宝庫。
でもジムスタッフは何にも注意をしない。

日本のジムなんて老若男女鍛えてる人が多くて、初心者は入りづらいくらい。
私の実家(ど田舎)ですら市民スポーツ場があり、ジムでは安い利用料なのに
コーチのお兄さんが親切に基礎からマシンの使い方を教えてくれる。
スポーツ人口はかなり多い気がする。

でも実はこれは日本の「スポーツ基本計画」の一環? こんな記事が出てました。

“メダル数で測れないもの 〜“中国化”する日本スポーツ界〜” (Number803号) 
http://number.bunshun.jp/articles/-/229377

なるほど。日本はスポーツをする人の裾野を広げていきメダルを目指すという戦略を取るべきなんだ。

賛成るんるんです。

自分が好きで始めて、楽しんでスポーツをするその先にオリンピックがある、
というほうが幸福度かわいいは高いはず。

posted by Nico at 22:29| 北京 | Comment(0) | 北京の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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