2013年02月05日

金は天下の回りもの

安徽省出身で上海で出稼ぎしている秦さん(31歳)、
月給1,200元で清掃員をしている年老いたお父さんが1年間溜めたナケナシの
17,600元ふくろを春節の準備にと全額銀行から下ろし、
ジーンズの後ろのポケットに入れて、自転車に乗っていました。

そこに大風が吹き、30−40mほどにわたり、
秦さんの現金が風に飛ばされて四方八方に拡がりました。

これに気付いた周りの人々はワッどんっ(衝撃)とお金に飛びつき ↓(CCTVの画像)
xes_e4b23aff98cb504e99c5bd1dd88b48d2.jpg

秦さんが「一年汗水流して働いた金なんだ!頼む!持って帰らないでくれ!」
と叫び続けたにもかかわらず。。。

大部分がそのまま持って帰ってしまいました
手元に帰ってきたのは、3,700元のみ。残りは不明です。

というニュースを聞いたとき、さすがに・・・こ、この国の人の民度は・・・がく〜(落胆した顔)

と絶句したのですが、

その後、(やっぱり町のそこら中にあった)監視カメラ映画の映像を頼りに、
警察が事件を公開し、聞き込みなどを行った結果、
あらたに4,100元が警察を経て返却されたそうです。

そして、同時にこのニュースを聞いた良心のある市民から寄付金が集まり、
返却されたお金と寄付金を合計すると、22,450元にまでなった、と。

秦さんは、失くした17,600元さえ戻ってくればいいので、
オーバー分の22,450−17,600=4,850元は、
「困っている人に寄付したい」ぴかぴか(新しい)と言っている、との続報が入りました。
一件落着るんるん

警察は、これを集団略奪事件として立件することは、難しい。と話しているとか。

ほんと、事件の解決のされかたが、とても中国的。
正義は守られない(ネコババした人は捕まらない)、でも人情で解決するという、
かなり強引なハッピーエンド。
posted by Nico at 23:21| 北京 🌁| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月04日

喜ばれるおみやげ考

旧正月も押し迫り、今年も取引先からぴかぴか(新しい)お歳暮ぴかぴか(新しい)をいただきました。

去年は「ゾーリンゲンの包丁セット」、今年は「ナッツ詰め合わせ」。
つくづく思うのですが、中国の贈り物は
「大きければ大きいほど」「重ければ重いほど」
値段が高い=良い
というコンセプトで、
今年のお歳暮も同僚が「すっごく重いよ」というので見てみると、
実に立派な木の箱プレゼントに、金色の布に包まれて450gくらいのナッツが6種類
プラスチックの筒に堂々と入っておりました。
多分、全部で5キロくらいあって、うち半分が箱の重さ。
もちろん地下鉄通勤の身ですから、中身だけ持って帰りました。
この箱、リサイクルしようにも中身に合うようぴっちり作ってあるので、無理。
しかし、このまま捨てるのはあまりに忍びないので、
古道具屋に持っていってようやくタダでもらってもらう、って感じです。

中秋の頃に配られる月餅の箱とかも無駄に重いふくろ

この辺が中国人だなぁ、と思います。
あげる時に見栄え目がするものが良くて、もらった人がどう持ち帰るか、
なんてことはちっとも頭にないところが。
日本人の発送は、真逆ですよね。持たせてもかさばらない、使う人のセンスに合ったもの、
が理想でしょうか。

その昔、中国の田舎に出張に行くたびに、すんごい大きさ・重さのお土産をもらい、
「いやあ、飛行機飛行機の持ち込み限度超えてるしあせあせ(飛び散る汗)」と断ろうとしても、
相手はお役人特権を使って飛行場のチェックインカウンターの人に
ゴリ押し手(グー)してくれてしまい、あげくは知らぬ間にラッピング・サービスを使って
何とか手提げで持ち込める
ようにしてくれてしまう。
でも、もらったものは、私的にはまったく困るもの(竹とか石とかでできた置物系とか、
知らない町の大絵皿とか、40年代の共産党リーダーのコイン・コレクション
もちろん現地で作った物で貨幣価値はない)とか)だったりすると、持って帰るのが本当に苦痛でした。
空港から家までが遠いんだよーー。車車(セダン)があるわけじゃないし・・

前のオフィスでは、ある程度価値のある(と思われる)おみやげはオフィスで溜めといて、
年末にくじ引きして当たった人にあげてしまうるんるん、というシステムが出来てたので、
ちょっとは気が楽でしたが。

ちなみに今までで一番嬉しかった中国のおみやげは、石の産地、湖南省の町に行ったとき。
事前に私の名前の漢字を教えてくれ、と言われ教えたら、
菊花石という石で私のハンコウを作っておいてくれたこと。
これには、感動ドコモポイント、でした~~。
リタイアして、絵手紙でも習い始めたら使おうっとグッド(上向き矢印)

この石、灰色の普通の石の中に自然にできた花状の石英とかの結晶体が
入っているもので、
1653_1234837783l43l.jpg

周りを削って結晶体の部分を浮き出たせると、まるで蝶々が止まっているよう、
すごく素敵なのです。
213_P_1242802478942.jpg

もちろん、私のハンコウ大の石では無理ですけど・・・



posted by Nico at 22:38| 北京 | Comment(0) | 北京の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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