2013年02月03日

帰省はつらいよ

先週末くらいから既に、地下鉄にもスーツケースと大きな荷物を持って帰省する
地方からの出稼ぎの人が増える一方。
これから10何時間かけて帰省するのねたらーっ(汗)と同情するばかりですが、
というのも、辛いのは乗っている時間が長いだけではない、からです。

40日間に、のべ34億人(数)が移動する
と推測される今年の旧正月(春節)。
ぴかぴか(新しい)アメリカ10個分ぴかぴか(新しい)(の人数)、などと政府がえばっていましたが、
数量を誇るのもそろそろ止めて、質を上げる努力するべきでは、と思います。

つい最近、ニュースになったのは、オンライン予約システムの不手際
ずっと前から「すべて売り切れ」だったのに、
当日になっていきなり500席
以上が発売された。
とか言うもの。一両に4−5人しか客が乗ってなかったケースもあるそうです。
「発売直後に並んでようやく買ったのに、<早起きは三文の得>じゃ、ないらしいね。」
とはインタビューされた中国人客の談。
今年から採用した新しい予約システムらしいですが、一番の掻き入れ時に
一番あってはいけないダメダメパンチエラーですね。

そして、移動中に食べる食料をビニール袋に詰めて持ち込むのは、もう見慣れすぎた光景。
というのも、中国長距離鉄道の駅前には何もない。
駅からちょっと離れたところに、衛生状態も良くなさそうな小さい大衆食堂や
チェーン系のお店が数個あるのみ、そして駅弁もないのです。首都北京の駅でこれですよ。
東京駅なんて、駅に用がなくてもブラッと立ち寄りたくなるショップブティックがあるし、
おいしいお店もたくさんありますが、こっちの駅は多分、
『電車に乗らないなら、近寄ってくれるな手(パー)
というコンセプトなんだと思われます。
中国の鉄道の駅は、国際便に乗るのと同程度の安全管理を行っていて、
駅に入るところで身分証チェックがあり(切符も実名制なので)、
荷物と身体のX線検査があります。
ま、置き引きとかスリとか足多いからこうなったんだと思いますが。

駅のプラットホームはだだっ広いのみで店や自動販売機などの障害物は一切なく、
窓まで売りに来てくれる売り子さんもいない。
食堂車レストランはありますが、いつも混んでるし、まずくて高い
列車の中をカートを押して売りに来るサービスもありますが、これも軒並み高いし、
長――い列車の中を、立席買って、通路を占領している客をどけながら進むので、
全車両に行かない場合もある。

(だからでしょうか。売るものによっては、売り子さんが
両手で持てるだけ持って、売り切れるとその都度ストックを取りに引き返すという、
一見原始的、かつ非効率的なやりかたが結局は効率的らしい。
でも、おせんべいの袋大のおみやげを、いつも両手にひとつずつ計2袋しかもってこず、
すぐ売り切れるので、私の前を5回くらい行ったり来たりしていた売り子さんがいました。
ちょっと大きいバック持ってきて何個か入れとけば、この往復の回数
ぐんと減ると思いません?? やっぱり非効率的だよーーんあせあせ(飛び散る汗)

また、春節期間中に潜入取材人影をした新聞記者が、食堂車に弁当を買いに行ったら、
いつもならある15元20元の弁当がなく、メニューからも消されていて、
40元のしか無かった。高いし、中身なんて15元のと大して変わらない。
便乗値上げでは?と問い詰めると、
売り子は「委託されて販売してるだけだから知らない。40元のしか入ってこないんだ。」
と開き直っていたそうな。

というわけで、食料は駅近、駅中で調達するより家の近くで買って持参する、
という構図ができあがるわけです。
カップ麺なら、車内で唯一無料で提供される熱湯を入れれば食べられますからね。

でも、20時間以上かけて移動する人たちもままいる中、毎食カップ麺だったら
体悪くなりそうじゃない?と聞くと、
「だからカップ麺は1回だけ。あとは、果物食べるの。キュウリとかトマトとか」
(ん?それは野菜・・)だそうです。

移動中、人からこづかれ、スリや(子供が)人さらいに会わないように注意してるだけでも、
痩せてしまいそうなのに。いやー、ストレス溜まるでしょ、これはがく〜(落胆した顔)

反面、私なんて、北京−成田間、3時間半、ドアTOドアでも7時間程度で家に帰れちゃうるんるん
こういうと、「い~な~~」と中国人にうらやましがられます。


posted by Nico at 16:24| 北京 🌁| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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