2013年03月17日

モルディブの中国人差別は不当?

ぴかぴか(新しい)「インド洋の真珠」ぴかぴか(新しい)といわれ、
ヨーロッパや中東からのお金持ちが1-2ヶ月のバカンスをのんびり過ごす
高級リゾートとして有名なモルディブ。

ほぼ観光だけで持っているような国なので、訪れた人には
全員無条件でビザを発給
してくれます。

そこに、どこに行くにもビザと厳しい入国審査が必要な中国人が目をつけたらしく、
現在、モルディブを訪れた外国人の最多は過去3年間連続で中国人1
2012年には観光客の4人に1人は中国人だったそう。

「中国のハワイ」と言われる海南島はあるものの、やはり本場には程遠いので、
モルディブの透き通った海のポスターを見たらテンショングッド(上向き矢印)だろうとは思います。
u=643049060,3100399703&fm=21&gp=0.jpg

でも日本からだってモルディブなんて高くて、
カップルが奮発グッド(上向き矢印)してハネムーンで行くような場所でしょ?
それが、4泊6日のツアーが一人25万(日本円)以上
と決して安くはないのに、家族全員、祖父母、いとこなどまで連れてやってくる
中国人観光客。

しかし、最近になって「モルディブのリゾートで中国人が差別されている」爆弾
とニュースになりました。たとえば、

@ 欧米人の客室には設置してある湯沸かし器を中国人の客室には設置しない。薬を飲むからお湯がほしいという老人にも水しか提供しない。
A 部屋に無料で置くインスタントコーヒーや紅茶のティーパックは中国人客には欧米人客の半分しか置かない。
B レストランでは、欧米人はビュッフェ形式なのに中国人には専用のセットメニュー
しかない。
C 各部屋に一人ずつ担当のバトラーがいて、何でもしてくれるはずなのに、何もしてくれない。
D 体験ダイビングで、中国人とわかると、3メートルまでしか潜らせてくれず、時間も30分のみ。それなのに、値段が正規コースと同じ。リゾートによっては、中国人だけダイビング前に試験があり、合格しないと潜らせてくれない。日本人や韓国人には試験はない。

リゾート側の言い分は、
@ 湯沸かし器を置いておくと、中国人は毎日毎食持ってきたインスタント麺を食べて、
ちっともレストランで消費してくれないから。
C リゾート側の言い分は、言葉の問題で、何をしてほしいのかコミュニケーションが
取れないから。
E 安全確保のため
とのこと。

私、モルディブに住んでいたことがあり、リゾートもいくつか行きました。
そして中国にも住み、彼らの習慣を見てきたところで言わせてもらうと、
リゾート側の意見も一理あり、です。というのも・・・

確かにリゾートはすべての食べ物を輸入するので高い。腹立つくらいパンチ高い。
でも、せっかく世界有数のリゾートに行ってインスタント麺てあまりにも貧乏臭いふらふら
じゃあありませんか。
他の国の客はほとんどが部屋代・ブッフェ式料理込みのパッケージで泊まってる。
でも、西洋式ビュッフェをどうぞ、と言われても中国人は西洋料理を食べつけないから、
食べられない。となると、中華のセットメニューにしたほうがお互いのため。 

真夏でも暖かいお湯を飲む習慣があるのは、中国人くらいじゃあないかと。
モルディブのような常夏の国でお湯が飲みたい、って言われてもピンと来ない。
コーヒーや紅茶のティーバッグなんてどうせ飲まない中国人の部屋に置いておく意味がない。
多く置いといても、持ち帰られるだけ。

昔はいざ知らず、今の日本人だったら、海外に行くなら英語でコミュニケーションする覚悟はしてくかな、と。
「こっちは客だ、なんで俺の言ってることが分からない!」と中国人は怒るんでしょうか。

海で泳いだことのある中国人ってほんとに少ない。
学校の必須授業ではないので、泳げない人も多い
生まれて初めて海に入ったモルディブリゾートで溺れて死ぬ、という中国人、
私が住んでた2010年頃、激増グッド(上向き矢印)してました。
だから安全のため、というのはあながち嘘ではないんでしょう。
海に行きなれてる私たち日本人や韓国人と同じ扱いにしないのは当然。

結局、「僕たち、ずっと欧米人にサービスしてきた高級リゾートだもんね。
こんな扱いしても結局、中国人客まだ来るんでしょ
とタカをくくっているリゾート側と、

「こんなにたくさん連れてきて稼がせてやってるのに中国人向けのサービスが悪い」パンチ
と怒る慢心な中国人客という構図ですね。

もともとモルディブって、リゾートによって「何国人が多い」というカラーがはっきり分かれるところ。
場所によっては、既に客の90%が中国人というところもあるようですから、そういうところを選んでいけばきっと、中国語も通じ、毎日中国人シェフの作る中華が食べられて、
かわいい「ちょっとエキゾチックな海南島」かわいいに行ったような満足度は得られるかと。

でも高い金払って「エキゾチックな海南島」に行くなら、海南島で事が済む
ような気もします。しかしその海南島でも、5つ星リゾートは最近めちゃくちゃ高くなってる昨今・・・ 貧富の差が広がった中国をひしひしと感じます。
posted by Nico at 11:37| 北京 🌁| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。