2011年12月15日

テレサ・テンと”記憶の共有”

中国に行くと、向こうの人とカラオケカラオケに行く機会があるでしょう。
困らない程度の持ち歌が必要です。しかも中国人も知っている曲でなくては盛り上がらない。

これが悩みどころ。

2003年頃はどこに行っても「北国の春を歌え」と言われ、(これ男曲なんだけど)
(歌詞一番しか知らないんだけど)とか思いながらも、エイヤッで歌ってしまっていました。
すると相手もノリノリ音楽で中年のおじさんおばさんがチークダンスるんるん(何故か)踊ってくれちゃったりして
自分がまるでクラブ歌手にでもなったかのよーな気分にさせてくれたもんです。
それはそれで楽しかったけど・・・

2007年頃は、おじさんおばさんの状況はあまり変わってなかったけど、日本語のカラオケ店が出来てたりしましたね。
へー、そんなの出来ても投石野球されないんだ、と思ったものです。


さて今年(2011年)は中華民国建国100周年ですが、

歌手テレサ・テンさんの代表曲「月亮代表我的心」が台湾で行われた「建国100年のテーマ曲」
のネット投票で第1位に選ばれたそうです。

テレサ・テンは台湾のみならず香港でも東南アジアでも日本でも、そして大陸中国でも
今だに絶大な人気を誇るので当然と言えば当然の結果でしょうか。

彼女のすごいところは、一つの曲を様々な言語で歌っていること。そしてどこでもほぼ同時にあんなに
大ヒットしたから、結構広いアジア圏でいわゆる「記憶の共有」が出来るんですよね。

あれは、四川省の九寨沟の中を走る循環バスに乗っていた時のこと。

バスは結構混んでいたので、私は立っていました。乗客の皆さんもちょっとお疲れらしく(珍しく)静か。
と思ったら、前方にあるモニターTVに映されるテレサテンのDVDに皆さん釘付けだったのです。

たしかあれは「時の流れに身を任せ」るんるんるんるんの中国語版でした。知ってる歌なので思わずサビを日本語で口ずさんでいると、私の前に立ってた子連れのおじちゃんも、字幕見ながら口ずさんでました。

なんだか妙な連帯感がありました。皆さん何故か、降りてく時もにこやかでした。ハートたち(複数ハート)
群衆コントロールはこうあるべきですねー。
運転手さん、よく考えた!

それにしても、とっても不思議な感覚でした。
同じ曲を言語は違えど、一緒に歌えるんだー(しかも普段はなかなか共通点の見いだせない中国人と)
って分かったんですもの。歌の力って凄いexclamation×2ですね。


もちろん中国人は、テレサテンが日本語で同じ曲を歌っているとは知らないので、
カラオケでリクエストされたことは無いです。

でも今度北京に行ったら「一緒に歌えますよー」って言ってみようかな?

などと妄想曇りの膨らむこの頃であります。

聞いてみてバッド(下向き矢印)exclamation
http://www.youtube.com/watch?v=KI3W_Vhp_NM&feature=related

〈時の流れに身を任せ」中国語版"我只在乎你"〉




posted by Nico at 00:55| 北京 | Comment(0) | 引越し準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。