2013年12月03日

80年代中頃の中国と「大地の子」

今年9月に亡くなられた山崎豊子氏が、「大地の子」執筆の経緯に関して書いたエッセイや
インタビューを本にした、「『大地の子』と私」を読んでいる。
小説は読んだことはないが、ドラマは中国のネット映像サイトiモード(捜庫、土豆網など)では全回見られるようになっていて(Youtubeはブロックされているけど)ので、
是非見たいと思っていたところ。

いわゆる中国残留孤児の来日から数年後、中国当局から農村や政府機関の取材が
許されなかった1984年頃に事前調査を始めた時のご苦労がつづられている。
80年代の閉塞した中国の様子が伝わってきて、ありそうありそうあせあせ(飛び散る汗)
と思いながら読んだ。実際の残留孤児が両親とはぐれる話を聞き、小説の主人公の
インスピレーションをもらった話や、故胡耀邦総書記の葬儀に参加しようと北京に駆けつけ、
天安門事件が起こる数日前の学生デモを目撃する話、江西省へのお墓参り、など
電車の中で読んでいたのに、涙が出てもうやだ〜(悲しい顔)しょうがなかった。

「大地の子」はNHKが中国中央電視台(CCTV)の日中合作でドラマ化し、日本では
大好評のうちに放映されたものの、中国でタブーとされている文革をリアルに描いたり、
実在の中国共産党内部の政略をモデルとした箇所などが問題になったようで、
中国では放映されるかどうか、わからなかったそうだ。

確かに、この作品を中国で見た覚えはなかったが、今や、
CCTVが正式に放映しなくてもネットで見られる
時代になったのだ。そして中国のサイトの感想欄には、感動した、良い話だ、泣いた、
というコメントばかり。「どうしてこんな良いドラマをテレビで放映しないのかな」
というコメントもちらほらあった。ドラマの結末については、
「日本のお父さんを中国に呼んで一緒に住めばいいのに、私だったらそうする」という、
いかにも親思いの中国人らしい意見も。中国人の子たちはよく無邪気に、
中国好きなら移住してくれば?るんるんと無邪気に言ってくるのですが、
外国人が(中国人と結婚する以外の方法で)中国に公式に移住するのが非常に難しいダッシュ(走り出すさま)
ことをよく分かっていない。

また、山崎豊子氏が、中華民族の滅亡につながる重大な侵略というなら、アヘン戦争も
そうだったのに、なぜいつまでも日本だけを責めるのですか?と
胡耀邦氏に聞いた時の答えが、

「アヘン戦争は100年前のこと、中日戦争はまだ40年しか経っていない。
実体験をした人々が生きている間は、記憶は薄れない」

だった。これが1985年の事で、あれから更に23年が経ち、終戦から
68年が経ったというのに、中国の昨今の言動を見ると戦争の記憶が薄まるどころか、
どんどん強まっているではないか。

胡耀邦の後継の江沢民が、反日教育を進めるすることにより、記憶の自然消滅どころか
逆に若い層に反日派が増していくことになろうとは。

1987年に胡耀邦氏が失脚しなければ、事態は違ったのか。
つくづく日中関係は一進一退だな、と思う。
posted by Nico at 22:35| 北京 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月26日

中華料理の歯ごたえ

この間、日本に帰ったときは滞在期間の半分以上を国内旅行しており
必然的に外食が多かったのですが、そこで気付いたこと。

日本食って、歯ごたえがない!!!

なんだか、何を食べてもふんわり柔らかくて、
よく言う「健康のためには一口30回噛め」を実行しようとしても、
10回くらい噛むと口の中にはもう何もなくなってしまいます。
下の上の味蕾が味を堪能する前に、するっとノドを通っていってしまう感じあせあせ(飛び散る汗)

日本食って、いつからこんなになってしまったんでしょうか?

北京に帰ってきて、中華料理はまだまだこの
「たくさん噛んで味わう」という幸福感ドコモポイント
をまだまだ味わえるな〜るんるんと思いました。

たとえば、前菜のきゅうり。まな板でごろごろ転がしてからぶつ切り。
レンコンや大根の煮たのも輪切りでなく、でこぼこなぶつ切り。
基本的に、材料はすべてかなり大きめに切ってあります。

中華の場合、
円卓にある一つの大皿から、
自分の食べる分だけをその都度箸で取り、
自分の口まで持っていく、という食べ方だからでしょうか、

(ウェイトレスさんが個々に取り分けてくれるのは高級料理屋のみ)

ある程度具材を大きく切って、
一回に箸で取れる分を大きくしておかないと、
満足するまで食べられないたらーっ(汗)  せいかな〜。

また、米や麺のかわりとして
ふかしたり茹でたりしただけで、なんの味がついてない
芋、とうもろこし、さといも、かぼちゃ、山芋とかが
ドンッと主食として、出てきます。
こんな感じ ↓
4881ea54c3b1fc76a93ac0d3ddbac585.jpg

こういう主食は噛み応えあるし、
土の栄養をそのまま吸収しているようで、
食べると気分もほっこりいい気分(温泉)します。

日本の米はおいしい!とは思うけど、
毎日あんなにやわらかくて噛み応えのないお米ばかり
食べていられないなぁ〜、

「柔らかいものばかり食べていると、歯並びが悪くなる」
という説もあるようですが、中国人の歯並びは日本人よりは良いですよ。
顔も小さめの人が多いし。

よく噛んでるから??



posted by Nico at 21:51| 北京 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月05日

ロバの皮の・・

古来から貧血、止血などに効くといわれる阿胶という薄切りの羊羹のような外見の漢方が結構な高値で売られています。

特に山東省あたりのが有名らしいので、てっきり海産物(昆布か何か)の加工品かと思いきや・・・

実は、ロバの皮を煮詰めてできたゼラチン状のもの、らしいです。

ひえーっ、そんなもん口に入れるの?がく〜(落胆した顔)と思いつつも、特に女性に良い、と宣伝しているのでちょっと味見してみたくて、スーパーで買える程度のものを探していたらこんなの見つけました。
DSCN1825-crop.JPG

シロップ状になっていて、原材料をみると、阿胶、棗、クコ、蜂蜜などなど女性に良いといわれるものばかり。このまま飲用可、と書いてあるけど、さすがにかすかにケモノ系のにおいがする気がする。のでかなりのお湯で薄めて飲んでみました。

お湯にはすぐ溶ける。甘いし、少量ならまあまあ飲めるかな〜。

阿胶の増血効果は何かの研究で科学的に証明されているそうです。

これは後で知ったのですが、逆に阿胶を摂取しないほうがいい人、というのもあって、

体内に湿気がこもる体質の人、お血がある人、のぼせやすい人はNGだそうです。

私の体質的にはどっちかというと摂取しないほうが良いタイプのようなので、
たまーに飲むことにします。
posted by Nico at 18:56| 北京 | Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北京百花繚乱 パートII

まだまだ色んな樹が花をつけてます。

牡丹やあやめも咲き始めました。

そこで、北京百花繚乱 パートIIをお届けします。

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posted by Nico at 18:43| 北京 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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